がんがんもんもん

がんがんもんもん

話したいことは山ほどあるけど

バーチャルyoutberはどこにいる?

バーチャルYouTuberのブームから早10ヶ月。バーチャルの人たちの活動も多岐にわたるようになり、バーチャルYouTuberという呼び方でくくるのも難しくなってきて、私は最近Vのものという言い方をしています。
ぶいのもの。
Vtuberもライバーも企画してる人もVRchat民も全部ひっくるめてVのもの。
バーチャルクリエイターとかバーチャルライバーとか、各々の名乗りたいバーチャルを名乗る人もたくさん出てきました。私は将来的にはバーチャルお洋服屋さんがやりたいな〜とぼんやり思っています。

でね、今回話したいのが、バーチャルYouTuberに対してよく言われる「それバーチャルでやる意味あるの?」と「ただガワ被ってるだけじゃん」と「声優さんとキャラクターみたいなもんでしょ」と「なりきりチャット」みたいなそういう言葉たちへのうーんって気持ちなんですけど。
私はこの辺の全部にそんなことないよって言いたくて、ただうまく言葉にできるかはわからないし、伝わるかもわからない。とりあえず言語化がんばるので、うまいこと受け取ってもらえたら嬉しいです。


そもそも、Vのアバターと現実のアバターの関係性は、声優とキャラクターの関係とはちがってるんですよね。用意されたキャラクター設定と現実の存在の性質が混ざり合った「バーチャル存在」が実在するんです。どんなに素で勝負してるひとでも、ガワを被った瞬間にキャラクターでも自分でない「バーチャル存在」が誕生しちゃうんです。

たとえば強いバーチャル存在に委員長こと美兎ちゃんがいます。たとえば現実の存在が美兎ちゃんを辞めて30歳OLのガワで再デビューしたとします。話してることは同一だとして、それは美兎ちゃんなのでしょうか。
たとえばその場合、美兎ちゃんの「JKなのになぜか古いこと知ってる」というギャップ的面白さは失われます。逆に「30代あるある」とか「少し若い世代のことを知ってる」とかそういう面白さになりますし、語り口もそうなります。
現実存在が同じでも、キャラクター設定で個性が変わります。
逆にキャラクター設定が同じでも現実存在が違えば違う存在になってしまうのは、なんとなくわかるかと思います。
つまり、「委員長」はJKというガワの設定と現実の存在の性質が合わさった時にのみ出現するキャラクターということになります。

素のままでキャラクター設定を無視して、ただガワを被ってるだけだとしても、「キャラクター設定とのギャップ」は生まれますし、そこが面白さになったりもします。
そうすると、そのガワとその現実の間には「バーチャル存在」が生まれます。
その存在は、キャラクター設定だけでも現実存在だけでも生まれることはできず、2つの間にしかありません。

「バーチャル存在」は二次元でも三次元でもありません。「バーチャル」という新しい次元にいます。

何かしら事情があってVtuberを辞めて、その後転生とかしたって、もう前の「バーチャル存在」は死んでしまっていますし。バーチャル存在はとても不安定で危うくて、吹けば飛ぶようなものです。
でもだからこそ、そこでしか見られないきらめきがあって、私はそれに魅了されたまま、10ヶ月の時を過ごしてしまったのでした。

あなたの好きなあの子はどこにいますか?
現実の存在ですか?それとも見た目や設定ですか?
その2つはキャラクターと声優よりもよっぽど密接に結びついていて、私は誰だって、どっちということはできなくて、その間の「バーチャル存在」を愛しているのではないかなと、そんなことを思っています。

それじゃあ短いですがこの辺で。